2014年5月18日日曜日

保定の仕方を知っているとやくだちますよ。

イヌの保定(ほてい)とは、動物病院で診察や治療を受けるとき、自宅で薬をつけたり、飲ませたりする時、お手入れするときなどにイヌが暴れたり動かないようにする便利な抱き方です。

ポイント;普段から保定をすることに馴れさせましょう。上手に動かずにじっとしていることが出来たら、声をかけて体を撫でたり、直ぐにご褒美のおやつを与えるなど保定をされた後には楽しいことや嬉しいことがあるようにして下さい。

保定の方法に決まりはありません。
保定とは力任せに押さえることではありません。
保定者はイヌの身体を自分にぴったりとくっつけて、ヒジや腕や脇を締めることにより上手くイヌの関節の自由を奪うことが保定のコツです。

イヌの大きさやご自分がやりやすい方法をいろいろ試して練習して下さい。
保定する人は、リラックスして落ち着いて下さい。
保定をする時にはイヌの身体を強く押さえすぎて呼吸困難を起こしたり、体温の急上昇などのないように十分に気をつけて下さい。
保定には、四足で立った状態の立位、お座りした状態のイヌ座位や横になって寝ている状態の横臥位(おうがい)などがあります。

ポイント;イヌの状態を常に気にかけて万が一容態が悪くなった場合には、直ちに保定を外せるような方法を用いましょう。   獣医師広報板動物よくある相談より) 

(動物病院で予防接種をする際に看護師さんが、いぬをおさえるおさえかたです。その時に、看護師さんにおしえてもらうといいですね。ただ、普段からイヌを触れない状態だと危険がともなうこともあるので、触れない状態の方は、まず触れる関係づくりからはじめましょう。)

ブルース・フォーグル 犬の救急マニュアルより

※獣医師広報板動物よくある相談の方へ 狂犬病予防接種の際に困っている方がいらっしゃったのでおかりしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿